英会話学習を始めたものの、毎日仕事で忙しい社会人にとって、まとまった学習時間を取ることって難しいですよね。
そんな人におすすめなのが、隙間時間勉強法です。
スキマ時間と聞いて、「大したことない」と思う人は多いかもしれません。
しかし、時間が無いと悩んでいる人こそ隙間時間のもつ可能性に注目すべきです。
なぜなら、誰しも工夫次第で隙間時間を活用することが可能で、たくさんメリットがあるからです。
- 忙しい社会人こそ隙間時間を活用すべき理由
- 隙間時間学習のメリット
- 隙間時間の見つけ方
- 隙間時間におすすめの勉強法3選
具体的に、どんな勉強をすればいいのか、理由とともに解説しています。

隙間時間を活用して、英語力をどんどん伸ばしていきましょう!
忙しい社会人こそ隙間時間を活用せよ

忙しい社会人こそ隙間時間を活用すべきです。
なぜなら社会人はまとまった勉強時間が確保しずらいからです。
仮に9:00-18:00で働いていた場合、前後の移動時間や家事、食事なども含めると残された時間はほとんどないでしょう。仕事終わりの疲れた状態で、1時間も2時間も英語を勉強するのは困難でしょう。
そこで隙間時間の活用がポイントになるのです。一見忙しく思える日々の生活の中にも、必ず隙間時間は埋もれています。それらを発見し有効活用できるかどうかが、社会人が英語を習得する上で非常に重要です。
まとまった時間がとれない社会人こそ、隙間時間の持つ可能性に気付くべきなのです。
隙間時間学習のメリット
隙間時間を活用することにはどんなメリットがあるのでしょうか。
メリット①:毎日続けられる
メリット1つ目は毎日続けられることです。
隙間時間は毎日のルーティーンの間に生まれる余剰時間であるため、継続しやすいです。語学においては継続することが何より重要です。英会話学習を意志の力に頼らずに継続するには習慣化するしかありません。新たに習慣化させたいことは既存の習慣と結びつけることで自動化できます。
毎日電車通勤に片道30分かけている社会人のケースを考えてみましょう。毎日電車に乗ることは習慣化しています。ここで、「通勤電車内で単語学習を30分行う」と決めれば、電車に乗ることがトリガーとなり、自然と単語学習をスタートできるでしょう。仕事がある日は毎日電車に乗るわけなので、自然と単語学習も続けられるでしょう。隙間時間と習慣化は相性抜群なのです。
つまり、毎日続けやすいというメリットがあります。
メリット②:集中できる
メリット2つ目は集中できることです。
なぜかというと、時間が限られている方が人間は集中しやすいからです。
1日中休みの日はだらだら過ごしてしまいがちですが、仕事や家事で忙しい日の方が集中できたりします。例えば、「明日は1日中休みだから英語をいっぱい勉強しよう!」と決めるよりも「少し早起きして出勤前30分だけ勉強しよう」と決めた方が集中できるでしょう。これは出勤というタイムリミットが決まっていて、最大30分しか勉強時間が取れないと把握しているからです。
つまり、隙間時間学習は集中しやすいというメリットがあるのです。
メリット③:勉強のハードルが下がる
メリット3つ目は勉強のハードルが下がることです。
なぜなら短時間であれば、「少しだけならやってみよう」と思えるからです。心理的なハードルが下がるため、取り組みやすいでしょう。
「なかなか勉強できない」と悩んでいる人は多いですが、たいていの場合一度勉強し始めてしまえば、案外続けられたりします。問題は「始めるまでに時間がかかる」ことです。隙間時間学習はこの天敵である始める前のハードルを下げてくれます。
目の前に分厚い参考書が積みあがっているとやる気は湧きませんが、「5分だけリスニング音声を聞く」であれば、たとえやる気がなくても、比較的取り組みやすいでしょう。
つまり、勉強のハードルが下がることが隙間時間学習のメリットなのです。
日常に潜む隙間時間を発見しよう

とはいえ、毎日忙しい社会人にとっては「そんな時間なんてないよ」と思う人もいるでしょう。
では、ここからどうすれば隙間時間を見つけられるのか解説します。
1日の行動を振り返る
まず最初に取り組むべきなのは、1日の行動を振り返ることです。
なぜなら自分がどのように1日を過ごしているのか把握できないと、具体的な戦略が練れないからです。朝起きてから夜寝るまで、1時間単位で構わないので、書き出してみましょう。
このとき注意してほしいのは、不規則的な行動ではなく、規則的な行動を洗い出すことです。その日たまたま起きただけで今後起きる可能性が低いものは除外しましょう。今後も継続的に起こるであろう規則的な行動を洗い出すことに意味があります。
例えば、忘年会や新年会は毎日あるわけでないので、考慮しません。ほぼ毎日飲み会や残業がある人は、それらを規則的な行動としてピックアップすべきでしょう。
つまり、1日の行動を振り返り、規則的な行動を洗い出すことで隙間時間を活用するための下準備が完成するのです。
戦略的に隙間時間を生み出す
次に行うのは、戦略的に隙間時間を生み出すことです。
なぜなら隙間時間は偶然生まれるものではなく、積極的に生み出すものだからです。1日のスケジュールが把握できたら、学習に充てられそうなスペースを見つけていきます。
その際に、すでにある空白の時間だけでなく、積極的に時間を生み出せないかも検討してみましょう。
例えば、「就寝前の30分はいつもスマホで動画を見ている」場合、5分だけでも勉強時間にできないか検討してみてください。
つまり、行動と行動の間の時間だけでなく、勉強時間に置き換え可能な時間も戦略的に見つけることが重要です。
隙間時間におすすめ勉強法3選
では、隙間時間が見つかったところで、具体的にどんな勉強をすればいいのでしょうか。
隙間時間では基本的に、インプット学習を行うことがおすすめです。隙間時間におすすめの勉強法3選をご紹介します。
おすすめ勉強①:単語学習

おすすめ勉強①は単語学習です。
なぜ単語学習がおすすめかというと、毎日継続することが英単語暗記において何よりも重要だからです。単語帳を1周、2周した程度では何も身につかないと思ってください。
短期集中型で何度も反復する必要があります。隙間時間は毎日の習慣の中に潜んでいるので、うまく活用できれば、自然と単語学習を継続できます。
例えば、「どうしても覚えられない単語だけをまとめておき、それは隙間時間の度に見返す」といった学習が有効でしょう。
つまり、継続が欠かせない単語学習と隙間時間学習は相性がいいのです。
おすすめ勉強②:文法学習
おすすめ勉強②は文法学習です。
なぜ文法学習がおすすめかというと、文法も単語学習と同じく暗記分野なので、反復学習が必要になるからです。
理解→暗記の順に文法学習は進めますが、1度理解した後は、何度も反復して記憶に定着させないといけません。隙間時間を活用して、どんどん文法知識を定着させていきましょう。
移動中の時間を活用するなら持ち運びに便利な参考書、もしくは映像授業などがおすすめです。腰を据えて取り組むのであれば、解説が豊富な総合参考書がいいでしょう。
つまり、暗記が必要な文法学習も隙間時間学習と相性がいいのです。
おすすめ勉強③:リスニング
おすすめ勉強③はリスニングです。
なぜリスニングがおすすめかというと、手がふさがっていても取り組みやすいからです。
例えば、込み合っている電車内や家事の最中など、手がふさがっている状況でも聞くことさえできれば、リスニングの学習には十分です。
何も机に向かっている時間だけが勉強時間ではありません。リスニング学習を上手く活用して、隙間時間学習の効率をアップさせましょう。
隙間時間だけでは限界がある

ここまで隙間時間学習について解説してきましたが、隙間時間だけでは英会話力を伸ばしていくうえで、限界があります。どこかでまとまった時間を取って、英語学習に取り組む必要があることは押さえておいてください。
なぜなら隙間時間は当然時間が限られているので、英語力の伸びを実感しずらく、モチベーションが低下してしまう恐れがあるからです。
例えば、単語帳を1年で1周するペースで進めていると1周し終わった頃には最初に覚えた単語のほとんどを忘れてしまっているでしょう。これは進めるペースが遅すぎることが原因です。
せっかく頑張ったのに、何も身についていないとなれば、モチベーションが低下するのも無理はないでしょう。あくまで隙間時間はおまけとして認識し、メインの学習時間を取ることも忘れないようにしましょう。
つまり、隙間時間学習の有用性は認識しつつも、まとまった学習時間を確保することにも同時に取り組むべきということです。
とはいえ、仕事で忙しい社会人にとって、まとまった学習時間を確保するのは難しいですよね。
そんな人におすすめなのが英語コーチングサービスです!
英語コーチングサービスでは、専属のコンサルタントが付き、あなたに合った最適な学習プランを組んでくれるので、忙しい社会人でも効率的に英語を習得できます。
他にも、定期的なフォローアップでモチベーションの管理もしてくれるので、学習も継続しやすくなります。
おすすめの英語コーチングサービスについては、以下の記事で解説しています。
まとめ:隙間時間学習は社会人にとってメリット大!
今回は、隙間時間を活用した英語学習について解説しました。
隙間時間学習のメリットは、以下の通りです。
- 毎日続けられる
- 集中できる
- 勉強のハードルが下がる
隙間時間を上手く活用できると、英語学習の効率が一気にアップします。
また、隙間時間におすすめの勉強法は以下の通りです。
- 単語学習
- 文法学習
- リスニング
どれも短時間から始められるので、隙間時間に最適です。
気になったものからどんどん試してみましょう。
隙間時間を有効活用して、英会話力をどんどん伸ばしていきましょう!
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