英会話学習に取り組んでいる人で、こんな悩みを抱えたことがある人はいませんか？
- 英語学習が楽しくない
- もっと実践的な表現を学びたい
そんな人には、洋画を用いた英語学習がおすすめです！
洋画を使うことで、よりリアルな英語を学ぶことができ、なにより、楽しみながら学習できます。
もう「英語＝勉強」という価値観はきっとなくなるでしょう！
- 洋画を用いるメリット
- 洋画を用いるデメリット
- 洋画を活用した英語学習法の正しいやり方
英語学習が楽しくないと日々感じている人には、最適な内容になっているので、ぜひご覧ください！
英語が楽しくない理由
みなさんが英語学習を楽しめない理由は何でしょうか？
ずばり結論から言うと、「英語＝試験の思い込み」に囚われているからです。
学生時代に英語を習い始めた人が大半でしょう。
すると、「英語はテストで点数を取るために学ぶもの」と無意識のうちに認識してしまいます。
国語や数学のように試験科目として捉えてしまうと、英語学習は義務感を感じるようになり、その感覚が大人になった今も消えない人は多いでしょう。
また、必要性を感じないと学習のモチベーションは下がってしまいます。
例えば、試験でしか役に立たない知識を丸暗記することに意義を見出せる人はいないはずです。
実践的な知識を学ぶことが英会話力を高めるうえで、非常に大切です。
楽しく勉強するには洋画がおすすめ
「英語＝試験の思い込み」に囚われている人におすすめなのが、洋画を活用した英語学習です。
なぜなら、試験科目としての英語ではなく、リアルな英語が学べるからです。
例えば、映画のワンシーンで出会った表現は、すぐ明日にでも英会話で使えるでしょう。
実践的な知識が増えることはとても楽しく、満足感があります。
また、話す速度や発音も、リアルです。
つまり、ネイティブとやり取りができるレベルの英語力を身につけたいと考えている人にとっては、映画で触れる英語は最終的な目標にすべきレベルなのです。
テキストでしか見たことがなかった単語を、映画の登場人物が話しているのを聞くと、英語＝試験という思い込みは薄れてきます。
要するに、洋画を活用することで、「英語＝試験」の思い込みをなくし、楽しく英語を学ぶことができるのです。
洋画を用いるメリット
洋画を活用して英語学習に取り組むメリットを解説します。
楽しみながら学習できる
メリット1つ目は楽しみながら学習できることです。
なぜなら、お気に入りの洋画を学習教材に用いることで、英語への抵抗感が減るからです。
例えば、何度も見たことがあり、内容をほぼ覚えている洋画であれば、学習しやすくかつ楽しみながら学習できるでしょう。
つまり、楽しみながら学習できるのがメリットです。
実践的な英語が学べる
メリット2つ目は実践的な英語が学べることです。
なぜ実践的な英語が学べるかというと、会話ベースでやり取りが行われるからです。
テスト用の学習をしていると、「本当にこんな表現使うの？」と思うこともあるでしょう。
洋画に出てくる表現なら、明日からすぐに使える実践的な表現が学べます。
また、人物同士のやり取りだからこそ、そこには感情があります。
テキストで習うよりも、実際の会話の中で英語に触れることで、「どういうときに使うのか」が把握できるので、自分でも使いやすいです。
つまり、洋画なら実践的な知識が学べるのです。
リスニング力が伸びる
メリット3つ目はリスニング力が伸びることです。
なぜなら、洋画内ではナチュラルなやり取りが行われるからです。
そこでは、テスト用に作られた文章とも、初心者向けに配慮された文章とも違う、生きた英語の姿を実感できます。
ある意味で、最もリアルな英語と言えます。
そうしたリアルな英語に触れることで当然リスニング力は鍛えられます。
ネイティブの英語に慣れることができるのはメリットになります。
洋画を用いるデメリット
洋画を題材に英語学習を進めるデメリットも確認しておきましょう。
題材選びが難しい
デメリット1つ目は題材選びが難しいことです。
なぜなら、適切な学習には適切な難易度設定が欠かせないからです。
いくら好きな映画でも自分の英語力をはるかに超えるものなら、学習効率は低減してしまいます。
適切な難易度の基準は「8割程度理解できる内容かどうか」です。
英語初心者の人は、子供向けの映画から始めてみるのがおすすめです。
適切な題材を選ぶことが難しいのが難点です。
題材によっては効果が薄い
デメリット2つ目は題材によっては効果が薄いことです。
なぜなら、実践的な英語が使われていないケースもあるからです。
例えば、スラングなどが多い場合はあまり実践的な英語を学ぶ機会は少ないでしょう。
まったく意味がないとは言いませんが、普段の英会話でも使える実践的な表現を知りたい人にとっては、あまり参考にはなりません。
自分の目的と照らし合わせて、最適な映画を選択するようにしましょう。
上級者向け
デメリット3つ目は上級者向けであることです。
なぜなら、基礎力が身についている人向けの勉強法だからです。
例えば、英語字幕を見て意味が理解できる力がないと、本質的な学習になりません。
理解できないと丸暗記するしかなくなり、本質的な学習とは言えません。
つまり、洋画を用いた学習は上級者向けであるのです。
洋画を活用した英語学習法の正しいやり方
ここから、具体的に洋画を活用して効率的に英語を学ぶ方法について解説します。
ステップ①：シーンを区切る
ステップ①はシーンを区切るです。
勉強したいシーンを設定しましょう。
目安は1分から2分程度です。
長すぎると大変なので注意しましょう。
ステップ②：英語字幕と日本語字幕を確認
ステップ②は英語字幕と日本語字幕を確認するです。
同時字幕機能があれば、便利です。
ステップ③：なぜその和訳になるのか理解
ステップ③はなぜその和訳になるのか理解するです。
英語字幕と日本語字幕を照らし合わせて、丁寧に和訳していきましょう。
この段階で理解できない単語、文法は調べておきます。
理解できていない状態で、次のステップに進んでも効果が激減してしまうので、丁寧に取り組みましょう。
ステップ④：何度も繰り返し聞く
ステップ④は何度も繰り返し聞くです。
最初は音声知覚に集中して聞きましょう。
音声知覚とは、聞こえてきた英語を言葉として認識すること。
意味理解ではない。要するに、意味は置いておいて、言葉として聞き取れるかどうかを指す。
音声変化に注目しながら、聞いてみてください。
ある程度聞き取れるようになってくれば、同時に意味も考えながら聞くとさらに、効果的です。
ステップ⑤：仕上げのシャドーイング
ステップ⑤は仕上げのシャドーイングをするです。
最後は学んだ音声変化や英語表現を定着させるために、シャドーイングに取り組みます。
実際の発音を真似して、自らのスピーキングに活かしましょう。
難しければ英語字幕を見ながら取り組んでもいいでしょう。
シャドーイングについては、「【初心者必見】リスニング力を伸ばすシャドーイングについて解説」で解説しています。
まとめ：洋画で楽しく学習しよう！
今回は洋画を活用した英語学習法について解説しました。
無意識的に「英語＝試験」だと思い込んでいる人は、英語に抵抗感があるでしょう。
洋画を活用すればそうした抵抗感を軽減できて、学習効率をアップさせることが可能です。
洋画を用いるメリットは以下の通りです。
- 楽しみながら学習できる
- 実践的な英語が学べる
- リスニング力が伸びる
洋画を用いるデメリットは以下の通りです。
- 題材選びが難しい
- 題材によっては効果が薄い
- 上級者向け
洋画を活用した英語学習法の正しいやり方は以下の通りです。
- ステップ①：シーンを区切る
- ステップ②：英語字幕と日本語字幕を確認
- ステップ③：なぜその和訳になるのか理解
- ステップ④：何度も繰り返し聞く
- ステップ⑤：仕上げのシャドーイング
お気に入りの洋画を英語で理解したいと思ったら、今回の記事を参考にして、頑張ってくださいね！
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