30代からでは英語を始めても遅いのではないかと思って悩んでいませんか?
安心してください。
体系的な学習計画があれば何歳から始めたとしても、語学力を向上させることができます。
英語が話せるようになれば、仕事面ではキャリア形成に役立てることができ、仕事の幅が広がります。
また、プライベートでも海外旅行をより楽しんだり、好きな洋画・洋楽をより楽しむことも可能です。
そこで本記事では、英会話初心者向けの英語勉強法を解説します!
- 30代から英会話を始めても遅くない理由
- 英会話初心者が1から英語を習得するためのロードマップ
- 独学でつまづいた時の乗り越え方3選
- 独学でつまづいたら
英語学習は人生の選択肢を増やしてくれます。
今よりも豊かな人生を歩みたいと考えている人には非常に参考になる内容になっているので、ぜひご覧ください!
初心者がまず知っておくべきこと
英会話初心者にありがちなのは、なんとなく勉強を始めてしまうことです。
例えば、英語がペラペラになりたい!と考えて学習を始めた方はたくさんいると思いますが、果たしてどんな状態になれば「英語がペラペラ」と言えるのでしょうか?
道案内ができればいいと思う人もいれば、英語の会議に参加して堂々とプレゼンできるレベルだと思う人もいるかもしれません。
要するに、人によって「ペラペラ」の定義は異なるのです。
自分はどんな状態を目指しているのか決めないと、適切な手段を決めることはできません。
人によって正解は異なるので、自分はどうなりたいのかできるだけ具体的にイメージしてみましょう。
30代から英会話を始めても遅くない理由
英語を学習し始めたものの、今からじゃもう遅いかな?と思うことはありませんか?
落ち込む必要はありません。
大人だからこそ効率的に学習を進められるというメリットもたくさん存在します。
30代の今からでも決して遅すぎることはない理由を解説します。
年齢は関係ない
30代から英会話を始めても遅くない理由1つ目は年齢は関係ないからです。
英語学習に年齢は関係ありません。
どうしても幼少期を海外で過ごし、帰国後もインターナショナルスクールに通って、外資系企業に勤めるような人のイメージが先行するので、自分には無理だと思ってしまうのも無理はありません。
ですが、たとえ30代になってからでも、体系的な学習計画をもって、学習を継続すれば、必ず今よりも英語力は向上します。
- 幼少期に英語に触れていなかった
- 若い方が記憶力がいいし、今からはもう無理
- 学生の頃英語が苦手だった
こんな理由で英語学習を諦めてしまうのは、本当にもったいないです。
決して年齢は関係ありません。
頭を使った体系的な学習が可能
30代から英会話を始めても遅くない理由2つ目は頭を使った体系的な学習が可能だからです。
社会人になってから英語学習を始めるメリットがこれです。
幼少期は感覚的に言語を習得します。
なので、英語を習得するにはただただ膨大な量の英語を浴びるように聞けばいいと考える人がいますが、忙しい社会人にはそんな時間はありませんし、そもそも母国語と第2言語では習得プロセスが異なります。
であれば、社会人は子どもは持っていない武器を使えばいいのです。
それは「頭でよく考える」ことです。
明確なゴールを設定し、そこから逆算して学習計画を立てるといったことは決して幼少期の頃にはできないでしょう。
とはいえ、頭を使えと言われてもどうすればいいのか困りますよね。
具体的にどのように学習すればいいのか、解説します。
英会話初心者が1から英語を習得するためのロードマップ
それでは、英会話初心者が1から英語を習得するためのロードマップを解説します。
英語学習の全体像は大きく分けて基礎力と運用力に分かれます。
各能力の伸ばし方を詳しく解説します。
単語
まずは、単語学習から始めましょう。
社会人になってから全く英語に触れていない、学生時代に学んだことは全て忘れた、という人は、中学生用の単語帳から始めてみるのがおすすめです。
中学生用はさすがに大丈夫と思うかもしれませんが、学習初期段階で難易度を上げてしまうと挫折する可能性が一気に跳ね上がります。
まずは簡単すぎると感じるレベルから始めて、少しづつレベルを上げていくことをお勧めします。
文法
単語学習がひと段落つけば、次に取り組むのは文法です。
なぜ文法を学ぶ必要があるかというと、文法は英語の語順を決定する重要な要素だからです。
英語をペラペラになりたい人にありがちですが、「とりあえず話しまくればいいんでしょ。文法なんて必要ないよ。」という意見をよく耳にします。
こういった人たちは母国語の習得プロセスを根拠にしています。
先ほども述べた通り母国語と第二言語の習得プロセスは異なります。
仮に母国語のような習得が可能だったとしてもそれは膨大な量の英語に触れる必要があり、多くの時間を要します。
ほとんどの社会人の方はそんな時間はないでしょうから、効率的に学習を進めるべきです。
英文法は英語の語順を体系的にまとめたルールブックのようなものです。
やみくもに始めても学べないことはありませんが、事前に体系的にルールを網羅しておくことで、その後の学習が一気に効率的になります。
高校生が使う大学受験用の参考書が解説が親切で参考になります。
気になる1冊が見つかれば、まずは英文法学習を始めてみてください。
アウトプット
最後に取り組むのは、アウトプットです。
なぜアウトプットに取り組むべきかというと、単語・文法学習だけで終わってしまうと、知識を習得しただけで、自分では使いこなせないからです。
インプットだけで終わってしまうとせっかくの知識が無駄になってしまいます。
今まで学んだ知識をアウトプットする練習が必要です。
アウトプットの方法ですが、オンライン英会話や英語日記などがありますが、初心者におすすめなのが、「ひとりごと学習法」です。
例えば、外に出て急に雨が降ってきたら「英語で雨が降るって何て言うんだろう?」と考えて実際に口に出してみてください。
このときスムーズに単語が思い浮かばなかったり、語順がわからなかったりするはずですが、まったく問題ありません。
大事なのは自分なりに文章を作ってみることです。
そうすると単語を使うイメージがより鮮明に湧き、単語学習のモチベーションアップにつながりますし、文法の必要性にも気付けるはずです。
初心者の方はいきなり英語を話すことに抵抗があるはずです。
それは「間違えたらどうしよう」と不安になってしまうからです。
ですが、この独り言であれば間違え放題です。
誰も聞いていないのですから、ミスを気にせず、どんどんアウトプットしてみてください。
より実践的な英語力が身に付きますし、少し自信がついて、誰かと実際に英語で話してみたいと思うようになれば、英会話教室やオンライン英会話などを検討してみてもいいでしょう。
独学でつまづいた時の乗り越え方3選
ここまで英会話初心者向けに、英語学習の全体像を解説してきました。
しかし、独学で進めていると必ずどこかで壁にぶつかります。
そんなつまづいたときに実践してほしい方法を3つまとめました。
方法①:数値化された目標を持つ
方法①は数値化された目標を持つです。
なぜなら、数値化された目標の方が達成確率が高いからです。
例えば、英単語学習なら
- 頑張って英単語覚えるぞ!
よりも
- 1か月で1000単語覚えるぞ!
という目標の方が達成しやすいです。
なぜならいつまでに何をどれくらい頑張ればよいかが明確だからです。
モチベーションが下がるのは曖昧な目標のせいかもしれません。
改めて自分の掲げている目標を見直してみましょう。
方法②:期限を決める
方法②は期限を決めることです。
英語学習はだらだらと続けがちです。
人間は期限が決まっていないと行動を先延ばしにしてしまいます。
小さな目標も大きな最終的な目標も、いつまでに達成したいのか考えてみましょう。
方法③:仲間を作る
方法③は仲間を作ることです。
目標は周りに宣言することで達成しやすくなります。
同じ目標を掲げて努力する仲間がいれば、お互いに刺激しあってモチベーションを維持できるでしょう。
会社の同僚や地元の友人、家族など誰でも構わないので、一緒に並走してくれる人を探してみるのも有効です。
独学に限界を感じたら
独学にこだわり過ぎない
これまで、英会話初心者が1から英語を習得する方法を解説してきました。
ですが、1人で学習を続けていると
- 本当にこのやり方で合っているのかな?
- 疑問点をすぐに解消できる相手がほしいな
こんな風に思うこともあるはずです。
そんな時は思い切ってプロに相談してみるのも有意義な選択になります。
プロから学ぶメリット
英語のプロからアドバイスをもらうことで、日々の勉強の効率があがります。
また、オンライン英会話を活用すれば、比較的安価に英語を話す機会を増やせますし、単語の使い方や発音など疑問点をすぐに解消できます。
1人での学習に限界を感じたら、そうしたサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、英語初心者が1から英語を習得するプロセスを解説しました。
30代からでも決して遅すぎることはありません。
30代から英会話を始めても遅くない理由は以下の通りです。
- 年齢は関係ない
- 頭を使った体系的な学習が可能
また、英語学習は体系的な学習計画を練って地道に知識と経験を積み重ねていくことが肝心です。
英会話初心者が1から英語を習得するためのロードマップは以下の通りです。
- 単語
- 文法
- アウトプット
英語が以前よりも少しでも話せるようになれば、乗り換えで困っている海外からの観光客の方をスマートに案内できるようになります。
企業によっては海外赴任や昇進の要件に英語資格の取得が設定されていることもあるので、自分の理想のキャリア実現にもつながります。
今回の記事の内容を参考に、まずは1歩ずつ英語学習を始めてみてくださいね。
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