【なぜ続かないのか】英会話学習を挫折する理由&対策法を解説!

勉強のコツ

英会話学習を始めてもすぐに挫折してしまうと悩んでいませんか?最初はやる気があったのに、気が付けば挫折してしまったという人も多いのではないでしょうか。

挫折しないようにするには英会話学習を習慣化させることが効果的です。習慣の持つパワーは絶大なのです。

習慣のもつパワーを最大限利用することができれば、英語学習を継続でき、みるみるうちに英語力が身につきます。そこでこの記事では、「英会話学習を挫折する理由」と「対策法」について解説します。

英会話学習を挫折してしまう原因は習慣化できていないから

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多くの人が英会話学習をせっかく始めたのにも関わらず、すぐに挫折してしまうのは、英会話学習が習慣化していないことが原因です。

なぜなら習慣化していないということは、学習の度にその時のやる気に頼ることになるからです。学習し始めてすぐなどやる気があるときはいいですが、長期間学習を継続するとなると、当然やる気が出ない日もあります。やる気に左右されない仕組みを作っておかないと、やる気がなくなるとすぐに続かなくなり、結局挫折してしまうのです。

参考書を買った瞬間はやる気が出て、学習に集中できたが、2日、3日と経つにつれ参考書を開く機会が減っていき、結局最後までやりきることなく挫折してしまった経験はないでしょうか。これはまさに習慣化していなかったことが挫折の原因と言えます。

新入り君
新入り君

つまり、英会話学習を始めた人がなかなか長続きしない原因は、英会話学習が習慣化していないからです!

習慣化のメリット

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習慣化にはメリットが多くあります。今回はメリットを2つ紹介します。

やる気に左右されない

1つ目のメリットはやる気に左右されないということです。先ほども述べたように、その時々のやる気に頼っていては長期間学習を継続することは難しいです。

特に英会話学習といった語学は長期的に学習を続けないと効果は得られません。

例えば、「今日はやる気が出ないから、歯を磨くのはやめておこう」となる人は少ないはずです。
どんなにテンションが下がっていようが、歯磨きはするはずです。なぜなら歯磨きは完全に習慣化されているからです。

習慣化させることで、雨の日も風の日も、落ち込んだ日も、怒られた日も、淡々と英会話学習に取り組めます。

継続しやすくなる

習慣化することで継続しやすくなります。

なぜなら毎日行っていることは意思の力を必要としないので、自動的に行動できるからです。

みなさん、毎日欠かさず行っていることはありますか?普段の生活を振り返って考えてみてください。

例えば、ほとんどの人が毎日欠かさずSNSをチェックしていると思います。

そして大抵の場合、「こんな内容の投稿が見たいからSNSを見よう」と決断して見ているのではなく、気付いたら開いていたという状態に近いでしょう。

完全に習慣化された行動は意思の力を必要としない、つまり決断しなくてもいいため自然と継続できてしまうのです。

つまり、習慣化することで無理なく継続できるのです。

習慣化させる方法

それでは、英会話学習を習慣化させるにはどうすればいいのでしょうか?今回はおすすめの方法を4つ紹介します。

方法①:MACの法則

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習慣化させる方法の1つ目はMACの法則です。

なぜこの方法が有効かというと、習慣化させるにはまず適切な目標設定を行う必要があり、MACの法則を活用することで、達成確立の高い目標設定が可能になるからです。

MACの法則
  • Measurable (測定可能性)
  • Actionable(行動可能性)
  • Competent(適格性)

MACの法則は上記の3つの単語の頭文字を表しています。

測定可能性とは「数値化できるか?」ということです。

例えば、「英単語を覚える」という目標は「いつまでに覚えるのか」、「どのくらい覚えるのか」が明確になっていないため、目標達成率は著しく低くなります。

「1か月で英単語を1000個覚える」のように、数値化された目標の方が達成しやすいです。
目標設定をする際は、「いつまでに」と「どのくらい」を数値を使って明確にしましょう。

行動可能性とは「目標達成までのプロセスは具体化されているか?」ということです。
やるべきことが明確になれば自然とやる気も湧いてきます。逆に言うと目標を立てたはいいものの、目標達成に向けて具体的に何をすればよいのかわからないと、やる気は出ないでしょう。

目標達成までのプロセスを細分化して、何をすればいいのか明確にしましょう。
「スピーキングに必要な知識は単語、文法、発音の3つであり、まずは量が限定的な文法と発音から覚えていこう!」というように、スピーキングを伸ばすまでのプロセスを具体的に考えることが重要です。

適格性とは「本当にそれはやりたいことか?」ということです。
「自身の価値観と目標は合致するか」と言い換えることも可能です。人間は自分の価値観と合致した行動を取りたいという欲求も持っています。

自分の欲求にそぐわない目標は達成しずらいでしょう。「本当に英語が話せるようになりたいのか?」、「話せるようになったら何がしたいのか?」自分自身に問いかけてみましょう。

新入り君
新入り君

3つの条件を満たした目標を立てることで、達成確立の高い目標を立てることができ、習慣化に一歩近づきます!

方法②:場所と時間を固定する

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習慣化させる方法の2つ目は場所と時間を固定するです。

なぜなら場所と時間を固定することで、「いつ、どこで」するのかが明確になり、行動が自動化されるからです。すでに習慣化されている行動を考えてみてください。「毎朝出勤前にコンビニに寄る」「寝る前にスマホを触る」など場所と時間が固定されていることに気が付くはずです。これを利用すればいいのです。

例えば、「毎日リスニング学習する!」という目標よりも「毎朝6時、出勤前にカフェでリスニング学習する!」という目標の方が習慣化しやすいです。場所(カフェ)と時間(朝6時)が固定されているので、行動しやすいわけですね。

つまり習慣化させたい行動は場所と時間を固定すべきなのです。

方法③:小さく始める

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習慣化させる方法の3つ目は小さく始めるです。

なぜなら小さく始めることで、やり始めてすぐの最も負荷がかかる時期を乗り越えやすくなるからです。何事も慣れないうちは負荷が大きくなります。ここで難易度の高いことに取り組もうとするとすぐに挫折してしまいます。

小さく始める具体的な方法は3つあります。1つ目は時間を短くすることです。最初から「毎日3時間英語の勉強をする」と意気込んでしまうと途中で息切れしてしまいます。最初は「5分だけ単語帳を開く」などできるだけ時間は短くしてください。

2つ目は難易度を下げることです。いきなりレベルの高い内容に取り組むと間違いなく挫折します。まずは「初心者向けのリスニング教材を使う」など難易度は下げておきましょう。慣れてきたら徐々に難易度を上げていけばいいのです。

3つ目はタスクを分解することです。「スピーキングの勉強をする!」といっても何から始めればいいのかわかりません。そして何をすればいいのかわからないと人間はやる気がなくなります。そこで、「話せるようになるには単語と文法と発音の知識が必要だから、まずは発音の練習から始めてみよう」というようにやるべきことを分解してみましょう。タスクを分解することで、取り組みやすくなります。

つまり、最初の1歩を踏み出しやすくするためには、まずは小さく始めることが重要なのです。

方法④:プランBを用意する

習慣化させる方法の4つ目はプランBを用意するです。プランBとはプランA(メインの目標)よりも達成しやすい目標のことです。

もし仮にメインの目標がうまくいかなくてもプランBがあるおかげで、前向きに目標に向けて努力し続けられます。

例えば、「毎日英単語帳を100単語進める」というメイン目標を設定し、これに対するプランBとして「毎日単語帳を開く」を設定したとします。
1日50単語しか進められない日があれば、メイン目標は達成できていないので、通常はかなりモチベーションは下がるはずです。
ですが、プランBがあるおかげで、「最低限の目標は達成できた」と前向きに感じることができ、明日も頑張ろうと思えます。

つまり、メイン目標よりも達成しやすいプランBを用意しておくことが重要なのです。

まとめ:英会話学習を習慣化させよう

英会話学習を挫折せずに続けるためには、習慣化が効果的です。その場限りのやる気に頼っていては継続するのは困難です。

今回紹介した習慣化させる方法のうち1つでもいいので、行動に移してみましょう。効果的な英会話学習法を習慣化させることができれば、みるみる英会話力は向上していきます!

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